西脇和宏

西脇和宏によるブログ

クリーンコア戦略を実現するdbSheet×ERP連携

2026.07.08 4:17 PM - By 西脇和宏 - コメント

SAP S/4HANAをはじめとするクラウドERPの普及とともに、「クリーンコア(Clean Core)」という考え方が注目を集めている。クリーンコアとは、ERPのコア部分をできる限りカスタマイズせず、標準機能(Fit to Standard)を最大限活用したうえで、どうしても必要な拡張はERPの外側(Side-by-Side)で実装するという運用方針である。
アドオンを積み上げたERPは、バージョンアップのたびに大規模な検証・改修が必要になり、俊敏性を失っていく。クリーンコアはこの技術的負債を未然に防ぎ、ERPを継続的にアップグレードできる「持続可能なシステム運用」を実現するための考え方だ。

生...

Excel業務の改善ツールとしてのdbSheet

2026.07.07 5:15 PM - By 西脇和宏 - コメント
dbSheetの強み

既存Excelシート(関数・マクロ含む)をそのまま入力画面・帳票として使え、複雑な計算式業務ほど有効。
ノーコード/ローコード(かんたん作成機能・タスクタイプ)で開発でき、VBA知識不要。DB連携(SQLServer/O...

AIは「答え」を返す時代から、「データ」をシステムのDBへ保存し、意思決定を支援する。

2026.07.06 9:23 AM - By 西脇和宏 - コメント

AI時代の業務では、AIとの会話で答えを得ることがゴールではありません。本当に重要なのは、その結果を業務データとして活用し、企業の意思決定につなげることです。
例えばAIが需要予測や売上予測を行った場合、その結果をチャット画面に表示するだけでは、生産計画や購買計画、営業計画などの実際の業務には反映されません。
そこで、AIが導き出した予測値やシミュレーション結果をデータベースへ保存し、dbSheetがExcel上に表示・集計・編集できる形で提供します。担当者はAIの提案を確認しながら数値を修正・比較・承認し、最終的な計画として確定します。
つまり、AIは「答え」を返す存在ではなく、「業務データ」を生...

ERPの周辺「計画系業務」をDX化

2026.07.02 3:12 PM - By 西脇和宏 - コメント
導入:ERPを入れたのに、なぜ計画業務はExcelのままなのか

多くの製造業がERPを導入し、受発注・在庫・会計といった "実績管理" は仕組み化されました。
しかし、次の業務は今も現場のExcelと担当者の勘に頼っているケースが少なくありません。
- PSI管理(生産・販売・在庫の最適バランス)
- 需要予測
- 営業見込管理
- 生産計画
- S&OP(Sales & Operations Planning)
- 予算・シミュレーション
これらに共通するのは、「未来」を扱う業務だという点です。ERPは仕様が安定した過去・現在の実績管理を得意としますが、変動が多く、部門横断...

AI時代のWebAPI活用

2026.06.25 3:15 PM - By 西脇和宏 - コメント

これまでWeb対応版は、「WebPortal(ノーコードで画面を作る)」と「WebAPI(プログラムで画面を作る)」の二択でご案内してきました。
しかし、AI(Claude等の生成AI)がプログラム開発そのものを担えるようになった今、状況が変わりました。WebAPIさえ用意されていれば、画面の実装はAIに任せられる時代になっています。 WebPortalのノーコード機能で作れる範囲を超えた要望にも、開発版を使った専門的なカスタマイズ開発をせずに対応できるケースが増えています。
WebAPIとAIを組み合わせることで、「サーバー版+WebAPI機能+実行版」という最小構成だけで、業務に合わせたWeb...

脱Excelツール”から、「SaaSとAIを連携するHubへ」

2026.05.25 6:08 AM - By 西脇和宏 - コメント
脱Excelツール”から、「SaaSとAIを連携するHubへ」

dbSheetは、「ExcelをUIとして使いながら、データを堅牢なDBで管理す...

製造業DXが進まない原因は、ERPやMESの標準システムだけでは吸収しきれない業務が多い

2026.05.18 4:45 PM - By 西脇和宏 - コメント

製造業DXが進まない原因は、製造業DXという言葉が浸透する一方で、実際の現場では今なおExcelが重要な役割を担っています。

ERPやMESを導入していても、生産実績管理 / 原価管理 / 生産計画 / 品質管理 / トレーサビリティなど多くの現場業務はExcelで運用されている企業が少なくありません。

その理由は非常にシンプルです。

製造現場は、多品種少量生産 / 工場ごとの独自運用 / 頻繁な変更対応 / 熟練者ノウハウ / 複雑な計...

CData は、Connect AI プラットフォームをMicrosoftに提供開始

2026.05.18 2:09 PM - By 西脇和宏 - コメント

CData は、Connect AI プラットフォームを Microsoft の Microsoft「Copilot Studio」および「Microsoft Agent 365」と連携させ、MCP(Model Context Protocol)接続を提供開始しました。

これにより、企業は Salesforce、SAP、Snowflake、ServiceNow など350以上の業務システムとAIエージェントを安全に接続し、リアルタイムでデータの参照・更新・分析ができるようになります。

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Copilot CoworksとPowerAutomateの差別化

2026.05.02 9:05 PM - By 西脇和宏 - コメント

① Power Automate:基盤となる“安定自動化”
・dbSheet で生成したExcel → SharePoint へ自動保存
・製造指示書の PDF 化 → 自動配布
・IoT/基幹システムとのデータ連携
・定期レポートの自動生成
条件に応じて自動でTeams通知
  • ・最も細かい制御が可能

  • ・条件分岐、スケジュール、外部サービス連携など

  • ・「確実に毎回同じ形式で通知したい」場合は依然として最適

  •  ② Copilot Cowork:人の判断が必要な“業務遂行”
    ・製造トラブルのメール内容を読み取り、対応案を作成
    ・展示会準備のタスク管理(資料作成→関係者調整→メール送信)
    ・顧客向け資料のドラフト作...


    現場のDX推進を短期間、低コストで内製化

    2026.05.02 4:57 PM - By 西脇和宏 - コメント

    1. 業務知識(ビジネスロジック)の保存と継承

    長年運用されてきたExcelの関数・マクロには、その企業独自のノウハウ・計算ロジック・業務ルールが凝縮されています。これは単なる「ファイル」ではなく、業務知識そのものを表現した資産です。

    脱Excelで新システムへ完全移行する場合、このロジックを設計者がヒアリングし、要件定義書に書き起こし、開発者がコード化する……というプロセスで、必ず情報の欠落・解釈ズレ・属人化された暗黙知の喪失が発生します。Excelをそのまま活用できれば、業務知識を「翻訳」せずに継承できます。

    2. 移行コスト・開発コストの劇的な削減

    ゼロから業務システムをスクラッチ開発す...