西脇和宏

西脇和宏によるブログ

ニューコムが目指すAIビジネス

2026.08.05 8:19 AM - By 西脇和宏 - コメント

ニューコムのAIビジネスは、AIを導しながら、ERPが苦手とする意思決定業務をAIで強化することを目的とします。

ERPは実績・会計・在庫・受発注・原価管理など「過去と現在」を管理することに優れています。一方で、生産遅延への対策、需要予測、優先順位の判断、将来計画といった「未来」の意思決定は十分に支援できません。ここがニューコムが価値を提供できる領域です。

ニューコムでは、

  • ERP:実績を管理する「記録するシステム」

  • dbSheet:PSI管理・MES・生産計画・営業見込・品質管理などを担う「考えるシステム」

  • AI:異常検知・原因分析・改善提案・シミュレーション・最適案提示を行う「提案するシステム」

とい...

ERP周辺業務の課題解決ならdbSheet

2026.07.29 12:58 PM - By 西脇和宏 - コメント

ERPは企業の基幹業務を支える重要なシステムですが、生産計画やPSI管理、予実管理、営業見込、帳票作成などのERP周辺業務は、日々の業務変化に合わせた柔軟な対応が求められます。これらをERPでカスタマイズすると、開発・保守コストの増加やバージョンアップへの影響が課題となります。

dbSheetは、ERPをカスタマイズすることなくERP周辺業務をシステム化し、現場の課題を短期間・低コストで解決します。 既存のExcel資産を活用しながら、ERPとリアルタイムにデータ連携し、業務改善・内製化・AI活用まで実現できるERP周辺業務の最適なプラットフォームです。

ERPのクリーンコアとPSI管理

ERPをカ...


Excelから他ツールに移行しにくい点

2026.07.23 11:17 AM - By 西脇和宏 - コメント

①複雑な数式・表形式リストの移行負荷が小さい
既存Excelシート(関数・式・マクロ)をそのまま入力画面・帳票として利用できるため、SaaS移行にありがちな「数式を作り直す」工数が発生しない。SaaS系のローコードツール類は仕組み上、複雑な計算ロジックの再現が困難な領域。

Excelは「位置」でデータを指す(C5、Sheet2!A1:A100)。DBは「キー」でデータを指す。

  • 横方向に展開した月次列(1月〜12月)→ 正規化すると縦持ちに変換が必要で、既存の数式が全滅する
  • 行間参照(前行との差分、累計)→ SaaSのレコード単位計算では表現できない。
  • SUMIF/VLOOKUP/INDEX-MA...

クリーンコア戦略を実現するdbSheet×ERP連携

2026.07.08 4:17 PM - By 西脇和宏 - コメント

SAP S/4HANAをはじめとするクラウドERPの普及とともに、「クリーンコア(Clean Core)」という考え方が注目を集めている。クリーンコアとは、ERPのコア部分をできる限りカスタマイズせず、標準機能(Fit to Standard)を最大限活用したうえで、どうしても必要な拡張はERPの外側(Side-by-Side)で実装するという運用方針である。
アドオンを積み上げたERPは、バージョンアップのたびに大規模な検証・改修が必要になり、俊敏性を失っていく。クリーンコアはこの技術的負債を未然に防ぎ、ERPを継続的にアップグレードできる「持続可能なシステム運用」を実現するための考え方だ。

生...

Excel業務の改善ツールとしてのdbSheet

2026.07.07 5:15 PM - By 西脇和宏 - コメント
dbSheetの強み
dbSheetは、これまでの「Excel業務改善ツール」から、AI時代のデータ基盤プラットフォームへ進化します。

既存Excelシート(関数・マクロ含む)をそのまま入力画面・帳票として使え、複雑な計算式業務ほど有効。
ノーコード/ローコード(かんたん作成機能・タスクタイプ)で開発でき、VBA知識不要。DB連携(SQLServer/Oracle/MySQL/PostgreSQL等、CData経由で300種類以上)でExcelの分散データを一元管理・リアルタイム化できる。
IT統制面が強い:開発者/管理者の権限分離、操作ログ自動記録、ファイル改ざん防止、持ち出し・出力...

AIは「答え」を返す時代から、「データ」をシステムのDBへ保存し、意思決定を支援する。

2026.07.06 9:23 AM - By 西脇和宏 - コメント

AI時代の業務では、AIとの会話で答えを得ることがゴールではありません。本当に重要なのは、その結果を業務データとして活用し、企業の意思決定につなげることです。
例えばAIが需要予測や売上予測を行った場合、その結果をチャット画面に表示するだけでは、生産計画や購買計画、営業計画などの実際の業務には反映されません。
そこで、AIが導き出した予測値やシミュレーション結果をデータベースへ保存し、dbSheetがExcel上に表示・集計・編集できる形で提供します。担当者はAIの提案を確認しながら数値を修正・比較・承認し、最終的な計画として確定します。
つまり、AIは「答え」を返す存在ではなく、「業務データ」を生...

ERPの周辺「計画系業務」をDX化

2026.07.02 3:12 PM - By 西脇和宏 - コメント
導入:ERPを入れたのに、なぜ計画業務はExcelのままなのか

多くの製造業がERPを導入し、受発注・在庫・会計といった "実績管理" は仕組み化されました。
しかし、次の業務は今も現場のExcelと担当者の勘に頼っているケースが少なくありません。
- PSI管理(生産・販売・在庫の最適バランス)
- 需要予測
- 営業見込管理
- 生産計画
- S&OP(Sales & Operations Planning)
- 予算・シミュレーション
これらに共通するのは、「未来」を扱う業務だという点です。ERPは仕様が安定した過去・現在の実績管理を得意としますが、変動が多く、部門横断...

AI時代のWebAPI活用

2026.06.25 3:15 PM - By 西脇和宏 - コメント

これまでWeb対応版は、「WebPortal(ノーコードで画面を作る)」と「WebAPI(プログラムで画面を作る)」の二択でご案内してきました。
しかし、AI(Claude等の生成AI)がプログラム開発そのものを担えるようになった今、状況が変わりました。WebAPIさえ用意されていれば、画面の実装はAIに任せられる時代になっています。 WebPortalのノーコード機能で作れる範囲を超えた要望にも、開発版を使った専門的なカスタマイズ開発をせずに対応できるケースが増えています。
WebAPIとAIを組み合わせることで、「サーバー版+WebAPI機能+実行版」という最小構成だけで、業務に合わせたWeb...

脱Excelツール”から、「SaaSとAIを連携するHubへ」

2026.05.25 6:08 AM - By 西脇和宏 - コメント
脱Excelツール”から、「SaaSとAIを連携するHubへ」

dbSheetは、「ExcelをUIとして使いながら、データを堅牢なDBで管理す...

製造業DXが進まない原因は、ERPやMESの標準システムだけでは吸収しきれない業務が多い

2026.05.18 4:45 PM - By 西脇和宏 - コメント

製造業DXが進まない原因は、製造業DXという言葉が浸透する一方で、実際の現場では今なおExcelが重要な役割を担っています。

ERPやMESを導入していても、生産実績管理 / 原価管理 / 生産計画 / 品質管理 / トレーサビリティなど多くの現場業務はExcelで運用されている企業が少なくありません。

その理由は非常にシンプルです。

製造現場は、多品種少量生産 / 工場ごとの独自運用 / 頻繁な変更対応 / 熟練者ノウハウ / 複雑な計...