SAP S/4HANAをはじめとするクラウドERPの普及とともに、「クリーンコア(Clean Core)」という考え方が注目を集めている。クリーンコアとは、ERPのコア部分をできる限りカスタマイズせず、標準機能(Fit to Standard)を最大限活用したうえで、どうしても必要な拡張はERPの外側(Side-by-Side)で実装するという運用方針である。
アドオンを積み上げたERPは、バージョンアップのたびに大規模な検証・改修が必要になり、俊敏性を失っていく。クリーンコアはこの技術的負債を未然に防ぎ、ERPを継続的にアップグレードできる「持続可能なシステム運用」を実現するための考え方だ。
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