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製造業向けExcel DX

Excelを活用した製造業DX

成果事例:オチアイ様 
システム導入が難しい現場の紙の文化から脱却に成功!

株式会社オチアイ様は、工業用ファスナーの専門メーカーとして年商90億円を誇り、右下の写真にあるような金属製品を年間50億個生産されています。これらの製品は、自動車、電気製品、住宅設備など、多様な製品の内部で部品同士を確実につなぎ止める重要な役割を担っています。
まず、DX化を進めるうえで同社が抱えていた課題を整理します。
■ DX化における主な課題

1. 法定記録・検査記録が手書きの紙ファイルで管理されている
プレス機械の横に置かれたバインダーに、ノギスやマイクロメーターで測定した値をボールペンで手書きするという、従来型の方法で記録が行われていました。
2. 工程記録を30年間保管する必要がある
ユーザー監査に備えて30年間の記録保存が義務付けられており、紙ファイルは毎年約6メートル分が積み上がる量になります。保管スペースと管理の負担が大きな問題となっていました。
3. 現場で使いやすいシステムでなければならない
プレス加工の現場で、作業者が負担なく計測・記録できる操作性が求められます。現場に合わないシステムは定着せず、改善活動の妨げにもなりかねません。
■ なぜ製造業ではペーパーレス化が進まないのか
製造現場では、紙と手書きを前提とした業務オペレーションが長年続いており、ボールペンで紙に記入する方法が最も楽で確実という文化があります。
また、年配の作業者も多く、新しいシステムの導入は心理的負担が大きいことも障壁となります。
さらに、現場では日々改善活動が行われており、紙の自由度を失いたくないという思いもあります。
「システムに縛られて改善が阻害されてはいけない」という考え方が根強いのです。
そのため、DX化を進める際は、どの業務から着手するかを慎重に見極め、現場が効果を実感できる成功事例を積み重ねることが重要 です。
■ 今回のDX(ペーパーレス化)取り組みの成果
プロトタイプシステムを試験導入し、現場の意見を吸い上げながら改善を重ねたことで、効果的なペーパーレス化を実現しました。
● 導入前の状況
 作業者が2時間おきに手書きで検査記録を記入
 トレーサビリティ確保のため紙ファイルを30年間保管
 生産日報などの手書き情報は翌日に事務員がデータ入力
● 導入後(dbSheet)
 工場現場のPCから検査データを直接入力
 過去の検査データを即時参照
 管理者が集計を自動化
 日報データを基幹システムへ連携
 Excelをそのまま入力画面にできるため、現場の負担が少ない
ExcelフォーマットをそのままUIにできる点は、現場の抵抗を最小化し、改善活動も継続しやすいという大きなメリットがあります。
■ 導入を成功させた工夫
1. 現場にPCを置けるかの実証実験
ノートPCを置いてExcelに検査結果を入力するテストを行い、現場からの要望を整理してシステム要件に反映しました。
2. 現場に最適なPCラックを自作
生産技術課が試行錯誤し、作業の邪魔にならない専用ラックを製作しました。
3. タッチパネル・Bluetooth計測器の採用
 ノギス・マイクロメーターをBluetooth化
 計測値を自動入力し、打ち間違いを防止
 USBカメラで不良品の写真を記録表に添付
 画像寸法測定器のデータもワンクリックで取り込み
 図面や資料もファイルサーバーから即時呼び出し
現場の発想を取り入れた“使いやすい仕組みづくり”が成功の鍵となりました。
■ 実際の運用状況
プレス機械の横にPCとモニターを設置し、工場内約100箇所でdbSheet Clientを稼働させています。
詳細はニューコムのホームページのユーザー事例にも掲載されています。
■ 成果まとめ
1. 膨大な検査記録をデータベース化
 紙の専用倉庫が不要に
 過去データを参照しながら段取り改善
 Xbar-R管理図を自動作成し現場表示
 歩留まり率・稼働率・不良率も自動集計
→ 残業して集計する必要がなくなりました
2. Excelベースの入力で現場に定着
見慣れたExcel画面のため、導入負担が小さくスムーズに定着。
3. 現場の改善提案を反映できる柔軟なシステム
Excelをベースにしているため、現場のアイデアをすぐに反映可能。
お客様はdbSheet Clientのセミナーを受講し、内製化も着実に進めています。
■ 結び
日本の製造業は、日々の創意工夫と改善活動によって支えられています。
しかし、システム導入の決め手がなく、踏み出せずにいるテーマも多いのではないでしょうか。
ニューコムは、そのようなお客様の悩みに寄り添い、最適な提案を行います。
日本の製造業を元気にするお手伝いができれば幸いです。
一緒に考えていきましょう。ご安全に!

1.生産計画はExcelでなければ出来ない

2.工程管理はやはりExcelがベストだ

製造工程における日程管理は項目が多岐にわたり、管理項目が試行錯誤の上増えていく傾向にあり、定型化しにくく、システム化しにくい。

Excelで現場で変化させながら管理せざる負えない。そしてそれはとても長いExcelシートになる。

横長の画面構成のUIは、Excelが得意とするところ。

そして、このExcel工程表は、設計・調達・製造・生産管理・営業と全部署が多人数でリアルタイムで情報共有できることが要求される。

このExcelユーザーインタフェースを活かした、データベースシステムにすることが出来れば自社独自の工程管理ノウハウを詰め込んだ、オリジナルなシステムを構築できる。

3.品質管理もなぜかExcelでやっている

製造業では、品質第一のものづくりが要求されます。

材料入荷時の検品検査、製造工程での工程検査、出荷前の最終検査など、各種検査の記録データをExcelで管理していることはよくある話です。

検査項目が多様であることや、分かりやすいフォーマットに変更したり、現場の創意工夫で入力しやすいExcelフォーマットを作成する事もよくあります。

その場の検査業務としてはExcelは便利ですが、検査データの管理としては問題があります。

4.日報と生産実績もExcel入力で昔からやっている

各製造ラインごとの日報入力、勤怠入力データから除外工数を除いた実働時間を集計し製品ロットごとの実工数、生産数、不良数、不良要因を集計することは改善活動の基本です。

これをExcelだけで行う事は可能ですが、かなり複雑なExcel計算式やマクロを駆使することになり、管理が属人化しがちではないでしょうか。

IoTで装置から出力される稼働データと合わせて、リアルタイムで集計し、日々の生産状況を見える化することが大切です。

これまで行ってきたExcel日報業務をDXし、製造現場の改善サイクルを手間をかけることなく回してゆく仕組みづくりにチャレンジしましょう。

5.製造指示書、作業標準はExcelで管理している

設計で製品仕様が決まり、生産準備で製造方法が確定し、製造現場では作業者に分かりやすい指示書に落とし込む。

設計/生産準備/生産技術/製造と各部署が同じ「作業標準」をそれぞれExcelで各部署用に保管し管理していませんか。

Excelファイル管理をデータベース管理にする事で、一気に改善が進みます。

dbSheet×MES(生産実行システム)のご紹介

「Excelをそのままに、全社データをつなぐ。」

本図は、Excel業務を中核としたdbSheet×MES(生産実行システム)の全体像を示しています。
従来、現場では生産計画・製造指示書・工程検査・日報・ラベル印刷など、多くの業務がExcelを中心に個別に運用されてきました。
dbSheetでは、これらのExcel資産をそのまま活用しながら、中央のデータベースに集約・統合します。
さらに、基幹システム(受注・仕入・請求)や、クラウドサービス(CRM・グループウェア)、会計システムとも連携することで、部門をまたいだデータの一元管理を実現します。
これにより、Excelの使いやすさを維持したままデータの分断・重複・手作業を解消し現場から経営までつながるDX基盤を構築することが可能になります。

製造業の各現場で活躍しているEXのご提案

当社の伴走支援による成功へのプロセス

ご興味のある方は、是非ともお気軽にお問い合わせ下さい。